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空白

教会公文書の過越の聖なる3日間に関連する箇所F

『カトリック教会のカテキズム』より

1094  以上のように、旧約と新約とを結び合わせながら、キリストご自身のカテケージス、そして使徒たちや教父たちのカテケージスが行われています。旧約聖書の文字に隠されていたキリストの神秘を明るみに出す形式のこうしたカテケージスは、「予型論的カテケージス」と呼ばれています。それは、旧約の出来事、ことばと象徴の中でキリストを告げていた「前表(予型)」に基づいて、キリストの新しさを示すからです。このように、キリストを基にして、真理の霊によって読みなおすとき、前表(予型)の意味が明らかにされます。たとえば、ノアの洪水は洗礼による救いの前表であり、雲と紅海の横断もまた、同様です。岩からわき出る水はキリストの霊的たまものの前表でしたし、砂漠のマナは「天からのまことのパン」(ヨハネ6・32)である聖体の前表でした。

1095  以上の理由で、教会はとくに待降節と四旬節、わけても復活徹夜祭で、救いの歴史のすべての重大な出来事を典礼の「今日」という場に立って読み直し、追体験します。しかし、それが実際に効果あるものとなるためには、教会の典礼が表現し体験させている救いの営みを「霊的に」理解できるように、カテケージスを通して信者を助けることが必要です。
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