名古屋教区典礼委員会
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空白

復活節―第2主日

空白
      あわれみ深い神よ、
      あなたは、キリストのとうとい血によってわたしたちをあがない、
      水と聖霊によって新しいいのちを与えてえくださいます。
      年ごとの主のご復活を祝うわたしたちが洗礼の恵みを深く悟り、
      信仰に生きることができますように

      Semper exsultet populous tuus, Deus,
      Renovate animae iuventute,
      ut, qui nunc laetatur in adoptionis se gloriam restitutum,
      resurrectionis diem spe certae gratulationis exspectet.

      May your people exult for ever, O God,
      In renewed youthfulness of spirit,
      So that rejoicing now in the restored glory of our adoption,
      We may look forward in confident hope
      To the rejoicing of the day of resurrection.

  この集会祈願は600年代に編集された “Missale Gothicum”(309) に収容されています。近代のフランス地方のもので、別名 “A Gallican Sacramentary”. (cf, edition of H.M.Bannister, Henry Bradshaw Society, London 1917). 古代教会にご復活祭から受洗者の信仰を深めるこの日々は特別な期間として位置付けられました。そして、第二バチカン公会議後の「成人のキリスト教入信式」の儀式書の刷新によって、また、その期間の推進を見ればこの祈りの意味と価値が少しでもわかると思います。同時に復活徹夜祭の典礼、すべての信徒が洗礼約束を更新する場面もあります。この祈りの意味をゆっくり味わい、黙想したいと思います。

  しかしながら、日本語訳は充分その原文の意味を反映していません。以前指摘しましたがラテン語の文章の構造上 “ut”ということばは、その前に書いたことはその後の前提となります。私訳を試みました。

  限りないあわれみ深い神よ、
  年ごとの主のご復活の祝いによって、
  あなたのものにした民の信仰を燃え立たせて、
  注がれて恵みを増してください、
  わたしたちが正しく
  どの(いのち)の水に清められて、
  どの(聖)霊の力に生まれ変わって、
  誰の血のよってあがなわれたことを
  理解できますように。

  4行以降はB年の第二朗読、1ヨハネ5:6を反映しています。この祈りを尚更読み解くと主の過越の全貌を語ることとなります。
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