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典礼における信徒の奉仕職
―信徒としての司祭職―

会衆の一人としてF

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姿勢、所作・動作 その6

「お辞儀、会釈、挨拶」W

ご聖体拝領前の信仰告白が行なわれます

  ルブリカに「司祭は深く礼をしてから、パテナを添えてパンを奉持して、会衆に向かって言う。」その時まで司祭はどこに向かっているのかとう疑問はさておき、会衆はどうするでしょう。どんな姿勢を取ればよいのでしょう。実は明確な指示はありません。ご聖体拝領前の心の準備の一環として、その信仰告白の最後に頭を下げる(Caput inclinat)動作を任意にお薦めしたく思います。

  ご聖体拝領のために自分の席を離れて前の方に聖体拝領に進み出ます。ルブリカを見る限り、行列しながら聖体拝領の歌を歌うこととなっています(ルブリカ163: 司祭の拝領とともに拝領の歌を始める)。その歌の選曲はとても大切です。詩編を歌うか会衆が簡単に覚える繰り返しの句を持っている歌が理想的ですね。歌の節は聖歌隊もしくは聖歌を歌う奉仕をする方々が交代しながら歌うことを薦めます。できれば控えのオルガン伴奏者を置きたいところですが、ご聖体拝領をして間にアカペラ(a cappela )で節を歌うようにするとよいでしょう。拝領する信徒の人数によって曲の長さを配慮しながら選択しましょう。

  聖体拝領の位置の一歩手前のところでご聖体に対しての表敬の意味と心の準備の一角として深く一礼をすることとなっています。それで左の手のひらを上にして右の手のひらに載せましょう(利き手によってまたは、健康上の理由がある場合はこの限りではありません)。ご聖体授与者の前に立つとご聖体を示しながら、「キリストの御からだ」をいう。その言葉は一種の信仰告白への招きになっていますので「アーメン」自分の信仰を表明してからご聖体をいただきましょう。そしてすぐ左右の方に移動しながら速やかに自分の席に戻りましょう。祭壇などに対しての一礼は必要はありません。なぜならば主イエスはいただいたご聖体を通して今あなたとともにいます。ご聖体拝領前後友人、知人と目をあわせることあります。その時言葉を交わさなくても簡単な挨拶を自然にします。お互いの祈る心を守るためにその自然な気持ちを自粛しましょう。

  指示や指摘はないにもかかわらず、派遣の祝福の時自然にお辞儀をします。それを停止、禁止する指示はない限り続いた方がいいと思います。というのは、日本語のミサ典礼書にラテン語版また例えば英語版に記載されている信徒(会衆)の最上の祈りまたは荘厳の祝福はまだ訳されていません。“caput inclinat”頭を下げるような招きの言葉が入ります。その時の勧めの言葉に倣いましょう。


  4回に渡って、姿勢、所作・動作について書いたことを読み直すと、一つのことに直ぐ気づくと思います。一人だけで行うことは、本当に数少ないのです。会衆という言葉を使いますが、これは英語でいうAssemblyの翻訳で、「集会」という言葉もあります 例えば、「集会祈願」と言いますね。「典礼を祝うために集まった、一緒になった信仰・信者の共同体」との理解のもとで皆がその時の姿勢、所作・動作を行って欲しいと願うばかりです。
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