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典礼における信徒の奉仕職
―信徒としての司祭職―

会衆の一人としてB

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姿勢、所作・動作 その3

「十字を切る」
  ミサ中、十字を切る機会が三回ありますね。

司式司祭と会衆全員は一緒に十字をきって、ミサが始まります。
その時の私たちは十字架のもとに集っている、十字架に付けられた主イエスに引き寄せられて集まっている、一つの共同体になるために。十字架の印はわたしたちの神の民としての一人ひとり、と同じ信仰を持っている家族の家紋、紋章。だからキリスト者と呼ばれています。

福音朗読を聞く前に司式司祭と会衆全員が額、唇と胸、そして心に親指で十字架の印をします。
  これについてはいろいろな説ありますが、その時の司式司祭が沈黙のうちに祈ることばには深い意味があります。古典的な古い祈りです。ラテン語では、

”Munda cor meum ac labia mea,  omnipotens Deus, ut sanctum Evangelium tuum digne valeam nuntiare.”
「主の福音をふさわしく告げるために、身も心も清めてくださいますように。」
日本語では訳しきれていない「全能の神」を取り入れて、下記のように祈ってもいいでしょう。

「全能の神、今から聞く主の福音の言葉を通して私の身も心も清めてください。」

閉祭の時の派遣の祝福あります。このときにも十字をきります。
  み言葉の食卓とご聖体・感謝の食卓で養われて、祝福された一人ひとり、一つの信仰共同体として派遣されています。ミサは終わりましたが十字架のしるしを身に受けてミサを通していただいた恵み、聖霊に支え導かれて、キリストを生きるために、福音を証するために派遣されて出かけていきます。ミサにともに集まり、ミサを捧げる信徒の共同体は、信徒の司祭として、また、信徒の司祭としの証なのです。
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