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典礼における信徒の奉仕職
―信徒としての司祭職―

朗読奉仕者

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朗読奉仕者は、福音を除き聖書を朗読するために選任される。また、共同祈願の意向を述べ、詩編唱者がいないときには、朗読の間に詩編を唱えることができる。朗読奉仕者は、感謝の祭儀において固有の役割を持っている。この役割は朗読奉仕者自らがはたさなければならない(ローマミサ典礼書の総則99、194‐198参照)。

  ミサ総則の中で朗読奉仕者は、選任された、男性で、そして助祭・司祭になる予定者であるのは前提になっています。現実的に小教区でこの役割を担う人々は、男女区別せずにこの奉仕職を果たしています。
  第二バチカン公会議の典礼刷新の大きな前進の一つは感謝の祭儀・ミサの時朗読された聖書の箇所が豊富になったことです。主日・祭日の場合三つの聖書の箇所が朗読されています。第1の朗読はご復活節を除いて、旧約聖書から選ばれ、第2朗読は聖パウロをはじめ、使徒たちの書簡から選ばれてきました。そして公会議前はマタイ福音書だけであったのが、3年周期で、マタイ、マルコ、ルカおよび、ヨハネが朗読されています。従って色々なジャンル、形式、様式の文書が読まれていることになり、形式・様式が変わると読み方も変わります。
そして、朗読奉仕者は朗読に当たって下記のことを注意しなければなりません。

1)姿勢と発声:できるうる限り真っすぐな姿勢をとる。顔を上げて目線を信徒の席の方に向けます。多くの朗読奉仕者は頭をさげ、下向き加減で朗読する姿が見受けられます。また、音響設備に頼りすぎる人も多いのも否めません。音響設備に依存せず、自分の声の質を見極めつつ発声することが肝心です。 音響設備に不具合が生じることを念頭におき、自分自身の声で会衆全体に神のみことばを届けるように姿勢、発声練習等の努力がほしいものです。

2)朗読奉仕者は事前に朗読箇所を予習及び練習をしましょう。滑らかに読めるよう、自分自身の息が続く長さを考え、文節のどこで切れる確認必要があります。

3)ミサの前に、朗読台で実際に朗読する箇所を読んでみましょう。その際は、「聖書と典礼」、毎日のミサ」を使用せず、「主日の朗読聖書」を使うことが大切です(双方とも文字が小さいので下向きの姿勢とりがちである)。ただし、「主日の朗読聖書」の文字を読むことが困難な場合はこのかぎりではありません。なお、第1及び第2朗読聖書より盛大に扱うのは福音朗読書(Evangeliarium)であり、助祭(または司祭が)福音朗読をする際に助祭(または司祭)福音朗読所を朗読台に持っていきます。朗読奉仕者の朗読聖書は、ミサの始まる前に朗読台に置いておくこととなっています。

4)自分が果たす朗読奉仕に見合う服装を心がけることも必要です。

5)朗読奉仕者の席に内陣に設けてかまいません。その場合は、入堂行列に加わりことが要求されます。また、信徒席に待機する場合は最前列に座りましょう。いずれにしても朗読台に向かう前に祭壇の中央に進んで一礼をします。司式者の方に一礼をする必要はありません。自分の席に戻る時も同様に祭壇の中央で一礼します。

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