ひとくちメモ  その5

司祭席とその他の席(GIRM3109)
De sede pro sacerdote celebrante alliuwque sedibus

題名は「ローマ・ミサ典礼書の総則」の暫定訳の310番に係れた小見出しを改訂したものですが祖理由・根拠はラテン語の原文と英語訳を参照にした上でのものです。小見出しの英語訳は

The chair for the priest celebrant and other seats.

そして310番の始まりの原文は

sedes sacerdotis celebrantis debet munus eius praesidende coetui atque orationem dirigende significare.

英語訳は

The chair of the priest celebrant must signify his office of presiding over the gathering and of directing the prayer.

司式司祭の席は特別な意味を持っています。そしてそれはその作りと置く場所で表すべきです。最適の位置としては、祭壇のすぐ後ろ-Proinde locus eius Magister congruous est versus ad populum in vertice presbyterii・・・

ローマの大聖堂(basukuca)は参考にしてもいいと思います。
司教座(Cathedra)の場合を除いて、そのすぐそばに席を設けるのは必要ありません。なぜかというと司教以外の司式司祭にchaplain-付き添いの司祭をつけることはご法度で司式司祭のmunusの明確さを軽減する。助祭がいるときにはその席は少し後方にずらしたところ、司式司祭の左側に目だたない場所に席を設けたほうがよいと思います。
共同司式司祭の席は、その人数によりますが、内陣にまたその近いところ、会衆の視野をさえぎらないように設定するのは望ましい。その性質と造りは司式司祭の物との区別をはっきりわかるように勧められています。
感謝の祈り(Canon/奉献文)に当たって、全員は内陣に入るもしくは祭壇の近くまで上がる必要はありません。場合によってはミサの前に申し合わせた上、共同司式司祭の人数また祭壇近くに上がる人を制限してもいいと思います。司式司祭以外に、祭壇の大きさによりますが、6人〜8人くらいがちょうどいいでしょう。また、祭壇近くにあがるのは奉納祈願後であることに留意しておきましょう。

(文責)名古屋教区典礼委員会  委員長  Brendan Kelleher svd.
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司祭席
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