ひとくちメモ  その2

十字架
『ローマ・ミサ典礼書の総則』にこの記述があります。

「行列の際に奉持された、キリストの姿のついた十字架は、祭壇の近くに祭壇十字架となるように置くことができる。さもなければふさわしい場所に置く。」(GIRM122)

ラテン語の原文にはこうなっています。

"Crux effigie Christi crucifixi orante est in processione forte delata, juxta altare erigi potest ut fiat crux altaris, quae una tantum esse debet, secus in loco digno reponatur."(GIRM122)

そして、参考まで英語の公式訳はこうなっています。
"The cross adorned with a figure of Christ crusified and perhaps carried in procession may be place next to the altar to serve as the altar cross, in which case it ought to be the only cross used; otherwise it is put away in a dignified place."(GIRM122)

RM総則308のラテン語と英語を参照にすれば、一つのことがはっきり分かります(両方の名愛、十字架という単語は単数になっている)。内陣にいずれの場合にしても十字架は一つだけ置くことが望ましい。 祭壇にも十字架を置く必要はありません。米国の司教団から出された聖堂の設計と装飾についての公式文書にその原則を強調しています。象徴が重複するならばその価値と意味は激減します。したがって、もし内陣に固定された十字架が 設置されていたのならば行列用の十字架は会衆の目に触れないところにおくことが望ましい。

   (文責)名古屋教区典礼委員会  委員長  Brendan Kelleher svd.
  
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東山十字架
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