ひとくちメモ  その1

ミサは対話
   第2バチカン公会議後の教会の典礼において一番大きな変化は何だったのでしょう。ほとんどの人はミサなどの式典の国語化と答えるに違いない。その典礼の国語化によって生まれたもう一つの変化がありました。
   公会議前、司祭は壁に向かってミサを捧げていました。信者さんにとってミサに与ることは
「聞く・聴く」ということでした。今、ミサは背面ではなく対面になりました。ミサ中に司式司祭と会衆の間に対話が行われるようになりました。
ミサは 日本語の「ミサ典書」に下記のように翻訳されています。

司祭:父と子と聖霊のみ名によって
会衆:アーメン


   その時の会衆の答えは、一つで終わります。日本語でもない言葉ですが、その「アーメン」は大きな、深い意味を持っています。その言葉は一つの信仰の告白、心の同意を表しています。 数えてみると10回以上になります。そして、その中で古来から一番大切にされたのは、
"The Great Amen”です。奉献文の最後に唱えられます。感謝の祈り(奉献文)の間に祈られた、行なわれたことにたいしての心からの同意、信仰の告白です。
   司式司祭としてミサの対話的構造をもっと大事にすることは信徒のミサへの意識的かつ行動的参加を育むのでその「アーメン」一つ、一つを再確認するようにお勧めします。 そして、司式司祭が注意しなければならないのが、その「アーメン」が返ってくる前に次の動作や祈りにうつらないようにしなければなりません。ご聖体拝領の時はとくに注意をしなければならないでしょう。

   (文責)名古屋教区典礼委員会  委員長  Brendan Kelleher svd.
  
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今池教会
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