典礼のひとくちメモ

ミサ典書の真ん中あたりのページに「ミサ式次第が載っています。世界で使用されている「ローマ・ミサ典書」規範版はラテン語で書かれています。そして式次第の一番始めにこの文章に出会います(赤い字で書かれており、Rubricaと言います。指針とでもいいましょうか)。

"Populo congregato, sacerdos cum ministris ad altare accedit, dum cantus ad introitum paregiture. Cum ad altare pervenerit, facta cum mimistris profunda inclination, osculo altare venerator et, pro opportunitate, crucem et incensat. Postea cum ministris sedem petit."

日本語の「ミサ典書」に下記のように翻訳されています。

「会衆は集まると入祭の歌を歌う。その間に司祭は奉仕者とともに祭壇に行き、祭壇の前で合唱して深く礼をする。それから席へ行き、会衆に向かって立つ。」

私たちの現在使っている「ミサ典書」は、一時的に最終版ができるまでの暫定版です。したがって、所々で原文のままではなく抜粋して翻訳されています。
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ミサ典書等
ベネディクト16世の頃から話に上がっている「日本におけるミサ典書の整合性」の問題に関する内容で、幾度にもわたるバチカンとの折衝で、ほぼ日本司教団の意向も承認を得ており、それに伴い国内で使われるミサ典書のルブリカ、総則の整備、また言葉が変わればメロディを変える必要から典礼音楽の調整など、後は日本国内での調整というところまで辿りついているようです。現在の状況での見通しとして2016〜2017年には、全ての改定作業を終え正式導入に至るでしょう。
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