名古屋教区典礼委員会
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第47回  典礼研修会

  2018年3月3日。女子を育てている家庭では桃の節句を祝う日ですが、この日、私たち名古屋教区民は南山教会に集まりました。南山教会マリア館ホールでは第47回名古屋教区典礼研修会が開催され70名を超える信者が集まりました。横浜教区長であり日本カトリック典礼委員長のラファエル梅村昌弘司教を講師にお招きし学びを深めました。 「共同・共働 〜司祭と信徒がともに築く典礼〜 」をテーマに開催された研修会は、名古屋教区典礼委員長のブレンダン・ケレハ師(SVD)による祈りから始まった。祈りの文言は私たち名古屋教区の典礼委員会が定例会で集まる時に奉げている祈りの言葉を使いました。

     主イエズス・キリスト、あなたは私たちのためにご自分の死と復活の記念を残してくださいました。
     あなたの教会が護(まも)ってきた伝統と信仰に仕える私たちの働きを、
     あなたの慈(いつく)しみに満ちたまなざしで祝福してください。
     私たちの捧げる奉仕が名古屋教区民の信仰生活を、
     養(やしな)い育てる神の計画に役立つものとなりますように。

   ケレハ委員長は梅村司教の略歴を紹介し今回講師としてお越しいただいた経緯を説明し、梅村司教にバトンを渡した。梅村司教は日本カトリック典礼委員長を拝命した経緯、現在取り組んでいる案件を引き受けるに至った経緯などを解りやすく説明しました。亡くなった浜尾枢機卿の働きによりミッションを継承しておられるようです。
  さて、現在の典礼奉仕に携わる者の大きな関心事は、日本カトリック典礼委員会が取り組んでいる改定作業がいつ完了するのか、その結果に従い小教区レベルで実行するのはいつの事なのか? その点ではないかと思います。梅村司教はこの変更に時間がかかる背景と理由について懇切丁寧にお話しくださいました。「翻訳の認証」が鍵のようです。 ヨーロッパ言語はラテン語から派生しているので、例えばラテン語に最も似ているイタリア語で歌い始めた「主の祈り」を歌い終える頃にはいつの間にかラテン語に変わってしまっていたり、その逆の現象が起きます。これは1語:1語故に起こることです。このことは翻訳の容易さを物語っています。同じラテン語からの翻訳を試みるもすっきりとした日本語にしようと思うといかに困難かが理解できると思います。 質議応答の中で神言会のアルディ師の質問と伺いにヒントになる考えが含まれていると感じましたから紹介します。「私はインドネシアで生まれましたが日本の神学校でミッサーレを学びましたから日本のミサに慣れていますが、インドネシアでミサを捧げると多くの信徒に『神父様、それは違っています』と指摘を受けます。それほどずれているということだと思います。訳しきれない文言の翻訳の問題については、アーメンやホザンナのように源語のままではだめなのでしょうか? 」と梅村司教は、その考えもありますねとして委員会の取り組みについて解説しました。 また、典礼憲章からの抜粋を紹介し7つの特徴を語ります。第3「信徒の行動的参加」第6「典礼は個人的な祈りではなく、共同体として行うもの」とこの2点は特に本日の主題にも合致していることを確認しました。お話の中で求道者と共に歩む「信仰の道」求道者養成の手引きとなる『成人のキリスト教入信書』儀式書の解説を紹介してくださいました。午前、午後の講演を終えると私たちは大聖堂に場を移し感謝ミサを捧げました。梅村司教の司式にケレハ委員長が共同司式、教区典礼委員とその協力者が典礼奉仕をしました。
(名古屋教区典礼委員M・A)
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3月3日
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